仕事のパフォーマンスを高める！読書がもたらす意外な効果とは？

『読書』といえば手軽にできる趣味の一つですが、娯楽ということ以外にもさまざまなメリットがあります。

今回はそんな「『読書』の仕事にもたらす効果」について紹介していきます。

「仕事のパフォーマンスをあげたい」「実生活に役立つ趣味がほしい」という方はぜひ参考にしてください。

年収が高い人ほど読書量が多い？

さまざまな調査結果では、「世帯年収が高い人ほど読書量が多い」ことが報告されています。これは日本に限らず、世界中で同様の結果が報告されています。

勘違いしてはいけないのは「読書量が多ければお金持ちになれる」というわけではないです。

ですが、テスラCEOであるイーロン・マスク、MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグ、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットなど世界中の名だたる実業家は読書家で知られているのもまた事実です。

極端な例を出しましたが、あなたの周りはどうでしょうか。

「会社の尊敬する上司」「身近なお金持ちの知り合い」「立派な学歴を持つ隣人」などなど。周りと比較して優秀な人たちは本を読んでいませんか？

「仕事ができる人」が必ずしも読書家とは限りませんが、読書量を増やすことはビジネスマンにとって大きなメリットがある可能性があるといえます。

読書が仕事にもたらす効果とは？

具体的に読書が仕事にもたらす効果は以下のことが考えられます。

ひとつずつみていきましょう。

【仕事への効果】リーダーシップを発揮するツールとなる

読書はリーダシップを発揮するために有効なツールとなります。

仕事では、経験年数に応じて役割を与えられます。時にはリーダーに抜擢されることもあるでしょう。

リーダーはチームメンバーの能力を理解し、チーム全体の方針を決めたり、適切な仕事を割り振ったりする必要があります。

読書では、リーダーに必要な洞察力や視点など必要な能力や知識を得るための重要なツールとなります。

仕事で行き詰まったときは、さまざまな本を読むことで視野が広がり、困難を乗り越える手助けとなることでしょう。

【仕事への効果】問題解決能力が身につく

読書をとおして、問題解決能力を身につけることもできます。

読書をすると今まで自分だけでは想像もしていなかった視点が学べたりします。

仕事では常に自分より少し高い壁に当たり、常に解決策が求められます。

自分だけの力で解決する方法を考えるのもいいですが、多くの問題はすでに先駆者によって解決されていたりします。

ビジネス書や専門書にかかわらず、小説でも登場人物が仕事に応用できる問題解決能力を発揮することもあります。

「孫子の兵法」や「論語」も現代社会で通用するような教えがたくさん載っています。

ジャンルにこだわらずさまざまな本を読めばきっと仕事の問題を解決するヒントが学べるでしょう。

【仕事への効果】理解力・読解力がつく

読書をすることで、理解力・読解力が身につきます。

社会人にとってメールや資料など１日に目を通さなければいけない文章の数は計り知れません。

そんな状況の中、すべての文を一文字ずつ読むのは時間も労力ももったいないです。

しかし、読書を通して日々活字に慣れておけば、一度に大量の文章を読んでも疲れにくくなりますし、効率よく理解することもできます。

「少しでも効率よく仕事をしたい」「短時間でメールや資料の内容を理解したい」という方は読書の効果をより感じられることでしょう。

【仕事への効果】知識・教養がつく

読書をすることで、知識や教養も身につけることができます。

私は「仕事ができる人」というのは、いち早く状況を理解し、適切な情報を仕入れ、即断できる人だと思っています。

そして「仕事ができる人」がなぜそうした能力を駆使し仕事ができるかというと、圧倒的な知識や教養を持っているからです。

知識や教養は人やネットからももちろん得ることができますが、やはり専門家が書いた本の中には比にならないほどの「質の高い知識」が凝縮されています。

体系化された知識を吸収し、自分の能力にしていくことが教養です。

読書は知識や教養を最も効率よく習得するための手段と言えます。

【仕事への効果】語彙力が増す

読書は語彙力も鍛えます。

本の中には今まで見たことのない表現や用語は大量に出てきます。それらひとつひとつを理解することで、これまでの日常では出会うことがなかった表現を体得することができます。

読書をとおして、今まで持っていなかった語彙を習得しておけば自分でメールや資料で物事を伝えるときには最もふさわしい言葉を選択できるようになります。

ビジネスマンにとっては、端的に正確に物事を伝える能力は必須です。本を読めば読むほど語彙力は増し、間違った言葉選びをしなくてもよくなります。

【仕事への効果】コミュニケーション能力が増す

仕事は他者との関わりなしには成り立ちません。つまり、ビジネスマンにとってコミュニケーション能力も必須です。

読書はコミュニケーション能力の向上にも役立ちます。

上述した部分もありますが、コミュニケーションは理解力や幅広い知識、正しく伝えるための語彙力があればあるほど誤解や間違いが少なくて済みます。

正しくコミュニケーションがとれれば、仕事上でのストレスも軽減します。

まとめ【読書は仕事にも効果的】

今回は読書が仕事にいかに効果的か紹介しました。

読書が仕事に与える影響として、理解力・読解力がつく、知識・教養がつく、語彙力が増す、コミュニケーション能力が増すなどがあります。

忙しいビジネスマンにとって、ミスや誤解は時間や労力の大きなロスにつながります。読書をすることで仕事に関する能力の底上げができ、無駄な労力を減らすことにもなります。

ぜひ、読書の仕事への効果を実感してみてください。