効果的な読書要約のコツ!効率よく理解する方法を紹介

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効果的な読書要約のコツ!効率よく理解する方法を紹介 読書のコツ
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悩む猫
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読んだ本の内容を『要約』したいけどやり方やコツがわからない…。

読書のアウトプットの方法として『要約』のコツを知りたい…。

聴く猫
聴く猫

本を要約するのは勉強にも仕事にもいいことだね。

うまく読書要約できるコツを知れば、質もスピードも今よりグッと成長できるよ

趣味としての『読書』でも仕事としての『読書』でもせっかく読んだ本の内容は覚えておきたいモノ。

記憶するための方法のひとつとして『本を要約して自分の知識にする』ことが考えられますが、初心者にはなかなか難しいモノです。

ですが、安心してください。この記事を読めば『読み終えた本を要約するコツ』を身につけることができます

読書要約のメリット

成長する人の画像
読書要約ができれば仕事にもプラス

本を要約するメリットはいくつかあります。

  • 本を要約することでアウトプットでき、記憶に残りやすい
  • 自分の要約リストを持っていれば、本を読み返さなくてもいい
  • 仕事などでも要点をまとめるのがうまくなる

本を読み終えても時間が経つとどうしても思い出せないことはたくさんあります。しかし『本を要約』しておくことで、一度自分の中の思考を整理し、まとめているため、記憶にも残りやすくなっています。

また、自分の要点をまとめた『要約リスト』があれば本の内容すべてを読み返す必要もなくなります。

そして最大のメリットは仕事においても『要約』ができるようになることです。「仕事ができる人」と言われると「仕事が早い」「仕事が丁寧」などの要素が思いつきますが、「要点をまとめて的確に説明できる」ことも要素のひとつです

『読書要約のコツ』を身につけることができれば、自ずと要点をまとめて的確、適切に説明できる力も身につきます。

今回は私自身が実際に本を要約するときのコツをフローチャート形式で紹介します。ぜひ参考にしてください。

読書要約のコツ【フローチャート】

勉強する人の画像
コツさえ掴めれば要約も難しくない

読書要約のために「まずなにをすればいいか」順番に解説していきます。

要約するコツ①:まずはプロの要約をみる

まずは要約したい本のプロの要約を読んでみましょう。「どういった部分に着目すればいいか」「どうまとめていけばいいか」など細かい部分も参考になります。

このあとも読み進めたり、実際に自分で要約する際に参考になるので、一度ここでプロの要約に目を通しておくで次にスムーズに進むことができます。

『flier』では、プロの要約が多数掲載されているのでぜひ参考にしてみてください。

要約するコツ②:タイトル、目次を見て本の全体像、筆者の伝えたいことを把握する

次に本を手に取り、タイトル、目次を見ましょう。その中に、「この本の結論」「全体像」「筆者の伝えたいこと」が隠れています。

先にプロの要約を読んでいることでスムーズにこれらを見つけることができると思います。

ここでは「どういう流れでどういう結論にいたるのか」を把握できるようにしておきましょう。

要約するコツ③:起承転結を意識しながら読む

目次を読んでだいたいの全体像を把握したところで、いよいよ実際に『読書』をしていきましょう。

ここで注意点ですが、「一番最初から一番最後まで順番に読む」必要はありません。

重要なことは「どこにどんなことが書いてあるか」が大切です。タイトルや目次の中には筆者の意見やその本の確信となる部分が隠されています。

「筆者が何を伝えたいか」「その『伝えたいこと』を補強している根拠はなにか」「根拠となるデータはあるか」などを意識しながら読んでみると要点をつかみやすくなります。

私が実践している読み方は以下の通りです。

  • タイトルや目次からその本の『伝えたいこと』を抽出する
  • 『伝えたいこと』書いてある部分をまずは読む
  • 『伝えたいこと』の根拠となっている部分を読む
  • あとがきやもう一度『伝えたいこと』が書いてある部分を読んで解釈に矛盾がないか確認する

人にわかりやすく伝えるためには「起承転結」が重要で、その構成は本においても応用されます。本全体の構成はもちろん、各章においても「起承転結」を意識できれば一気に要約はやりやすくなります。

また、一冊の本をすべて読む必要はありません。補足説明として読んでおいたほうがいい部分もありますが、「要約するためには必要ない」部分もあります。そういった部分が判断できるようになってきたら要約する力が身についてきたと思っても大丈夫です。

要約するコツ④:実際に要約を書いてみる

「どこに何が書いてるか」がわかれば要約もやりやすい

コツ③でも説明しましたが要約にも「起承転結」が応用できます。

一般的に人にわかりやすく説明する方法として「PREP法」があります。順番こそ違いますが、意識すべきは「起承転結」と変わりません。だいたい150文字から200文字程度でまとめられるようにしましょう

  • P(Point) 結論
  • R(Reason) 理由
  • E(Evidence) 証拠・例
  • P(Point) 結論

最初の「結論」部分は10~30文字程度でまとめます。ここは基本的には「筆者の伝えたいこと」です。タイトルや目次にもヒントが隠されているはずなので、書くことは自ずと決まってきます

次に「理由」です。ここはなぜそういう「結論」に至ったのか、という「根拠」を説明します。ここでコツ③で根拠を読んだ意味が出てきます。

そして「証拠・例」。「理由」をさらに具体的に掘り下げた内容となります。説得力を持たせるため、この部分が文章量としては、一番比重があります。

最後に「結論」。『以上より、〇〇と考えることができる』などある程度定型文になるため、ここまでこれば作業に近くなります。

要約の注意点として以下のことも意識しましょう。

  • そのままの文章を使わない
  • 自分の意見はいれない
  • 本の構成は極力そのまま使う

本の内容そのままの文を使ってしまうと全体像をまとめることができず、間延びした文章になったり、説明不足になったりします。まずは重要なところから過不足なく全体像が把握できる文に構成し直す必要があります。

また、『本の要約』なので自分の意見は必要ありません。あくまで「本の内容」をまとめることに注力してください。

出版されている本はすでにさまざまな人に読まれ、評価されています。「完成された作品」として出版されているため、要約初心者のうちは本の構成はそのまま保ったまま、要約していきましょう。

まとめ【読書は要約のコツさせわかれば難しくない!】

読書の仕方は人それぞれです。要約することで内容を理解する人もいれば、読んだだけでも理解できる人もいます。大事なことは読書を「楽しむこと」です。

要約することを意識しすぎて「楽しむこと」を忘れては意味はありません。コツさえわかればそのうちうまくなります。「楽しみながら要約」することでさらに成長もできます。

自分で要約しなくても人の要約を読んでみることでもアウトプットの仕方を学ぶという意味はあります。

自分に合った読書を楽しみましょう。

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