読書をはじめてみたけどつまらないなあ…。
読書の何がおもしろいのか全くわからないよ…。
読書は活字を読むだけでつまらないし、何がおもしろいのかわからないもの。
でも、自分に合った読書をすることで一気に楽しめるようになるよ。
趣味を探して、読書をはじめてみたものの活字を読むばかりで、何がおもしろいのかもわからず思わず「読書ってつまらないなあ」と感じてしまいがち。
私自身も学生時代に本を読むクセをつけるまでは、漫画ばかり読んでおり小説をはじめ活字の本は「つまらない」モノと思っていました。
今では『読書は楽しめる趣味のひとつ』になりましたが、最初のころは一冊読み切るまでに何度も挫折したこともあります。
今回は、『読書がつまらなく感じてしまう理由と楽しむためのコツ』について私の実体験にもとづいて紹介していきます。
「読書をはじめようと思っているけど尻込みしている」「挫折してしまったことがある」という方は必見です。ぜひ参考にしてみてください。
読書がつまらないと感じる理由
人によって読書がつまらないと感じる理由は違いますが、主に以下の理由で説明できると思います。
- 「つまらない」本を読もうとしている
- 国語や現代文の授業に苦手意識がある
- 本を読むこと自体になれていない
では、ひとつずつ見ていきましょう。
つまらないと思う理由①:「つまらない」本を読もうとしている
「どんな本を読むか」という本の選び方は読書にとって最も重要な部分です。
特に読書をはじめたての人は本の選び方もあまりわからず本来なら「この本がつまらない」となるところが「読書がつまらない」となりがちです。
大事なことは「自分に合った本を選ぶこと」です。
- テレビや雑誌でオススメされている本を選ぶ
- 友達におもしろいと勧められた本を選ぶ
- 本屋で平積みになっていたり、目立つところにあったから選ぶ
こういった方法で本を選ぶことも有効ですが、人に合うモノが自分に合うとは限りません。
私自身も人に勧められたり、特集を頼りに本を選ぶこともありますが、合う本も合わない本もさまざまです。
「つまらない」と思ったときは、別の本を探してみましょう。
つまらないと思う理由②:国語や現代文の授業に苦手意識がある
国語や現代文に苦手意識があるとどうしても活字を読むこと自体に抵抗があります。
私ももともと国語や現代文は苦手で、活字を読むこと自体にも抵抗がありました。当然、現代文のような「何ページもある活字」は読むだけでも苦労した経験があります。
私は苦手意識をなくすために読書をはじめましたが、最初のころはたしかに「なにがおもしろいのかわからない」「やはり活字は苦手」といった認識でした。
しかし、苦手ながらも続けることで活字に対する抵抗はなくなっていきました。そして、現代文対策としての読書から「趣味での読書」に変わっていったのです。
つまらないと思う理由③:本を読むこと自体になれていない
②にも共通しますが、「読書に慣れていない」ということは言い換えれば「読書の仕方がわからない」ということです。
なんとなく本があれば始められる趣味であるため、特に準備をすることなく始めることも可能ですが、読書は簡単に始められる分、簡単にやめられる趣味でもあります。
慣れないながらも継続することで習慣化し、おもしろさを見出だせればいいですが、実際なかなかそうはいきません。先に「読書はつまらない」と感じてしまえばそのまま読書をすること自体がなくなってしまいます。
つまらないを克服する読書を楽しむためのコツ
では、実際にどう読書をしていけばつまらないと感じずに楽しめるようになるのでしょうか。
具体的なコツは以下のとおりです。
- 「つまらない」本は読まない
- イメージしやすい本を読む
- 読書の環境を整える
順番に見ていきましょう。
読書を楽しむコツ①:「つまらない」本は読まない
まず「つまらない」と感じた本はすぐに読むのはやめましょう。たとえ、テレビで紹介されていたり、友達に勧められたりした本であっても自分に合っていなければ苦痛なだけです。
読書だけに限りませんが、大衆に合うモノが自分に合うわけではありません。
自分に合った本を見つけるコツは、「ジャンルや作者を絞り込むこと」です。
私はミステリー小説が好きで、特に「湊かなえ作品」が好きです。やはり、湊かなえ作品は同じ作者の同じジャンルの本なだけあってあまり自分に合わない本に出会うこともありません。
反対に恋愛小説とかは読めません。どれだけ売れている本であっても合わない可能性が高いです。
自分の好きなモノについて深掘りしておくことが重要です。
読書を楽しむコツ②:イメージしやすい本を読む
イメージしやすい本を読むことは読書を継続する意味でも有効です。
設定が想像もできないファンタジー小説や自分にはまったく関係ない上、興味のないジャンルの実用書はまったくイメージもつかず何を読んでいるかもわかりません。
反対に、「アニメ化・ドラマ化した小説」や「いま感じている職場の悩みを解決する実用書」なら、それだけで自分の生活に合ったイメージしやすい本であるため、読みやすくなります。
また、達成感も継続するコツになるため、最初のころは極力「短めで読みやすい本」を選ぶようにしましょう。
イメージしやすく短く読みやすい本であれば、勢いよく読み切ることができますし、一冊読み切ることで次へのモチベーションにも繋がります。
読書を楽しむコツ③:読書の環境を整える
読書をはじめたての方は「読書の環境を整える」ことも意識してみましょう。
読書は思っている以上に集中力が必要です。読み始めたはいいけど本に入る前にすぐにやめてしまっては意味がありません。
別記事では集中力を継続させるコツや長時間読書をするコツなども紹介しています。共通する部分は多いですが、参考にしてみてください。
読書を楽しむ具体的な方法
私自身も実践している読書を楽しむための具体的な方法は以下のとおり。
- 本の要約を先に読む
- 「聴く読書」を取り入れてみる
順番に紹介していきます。
読書を楽しむ方法①:本の要約を先に読む
小説などではネタバレになることもありますが、実用書では先に要約を読むことで理解をあらかじめ深めておくことができます。
本屋でのあおりや雑誌のオススメの内容でもいいですが、オススメはプロによる要約です。
あらかじめプロの要約を読んでおくことで「この本ではこんなことが書いてあるのか。もっと詳しく知りたいな」と読書へのモチベーションを高めておくことができます。
また、短い時間で本の内容をザッと理解することができるため、時間を効率良く使うことができます。本の内容の理解にもつながるため、一石二鳥です。
読書を楽しむ方法②:「聴く読書」を取り入れてみる
今は「読むだけが読書」ではありません。
「聴く読書」であれば自分で本を読む必要はなく、ラジオ感覚で聞くことができるため時間や場所を選びません。
「ながら読書」もでき運動しながら、家事しながらの読書も可能です。
「本を読む読書」も楽しいですが、集中力も必要です。「聴く読書」を取り入れることで自分の読書ライフに新しい刺激をもたらしてくれます。
無料体験も可能なので、ぜひ試してみてください。
まとめ【読書はつまらなくない!楽しむコツを実践してみよう】
読書の楽しみ方は人それぞれです。
今回は私の体験にもとづく楽しみ方を紹介しました。「読書がつまらない」と感じていた方の参考になれば幸いです。
読書を楽しむにはほかにもさまざな方法があります。自分に合った方法を見つけ出し、ぜひ楽しい読書ライフを送りましょう。
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