読書が趣味なんだけどつまらないとかインドアとか思われそう…。
『趣味とかある?』と言われたらなんと答えればいいかわからない…。
読書はどうしてもインドアな印象を与えてしまうよね。
今回は『趣味が読書』ということを好印象に伝える方法を紹介するよ。
読書は本があればどこでもだれでもできる趣味であることから、始めるハードルも低く、どうしても『趣味が読書』と言われてしまうと「うーん…」と思われてしまう印象にあるようです。
実際に私も履歴書に他に書くこともないときは『趣味:読書』と書いて面接にのぞんだこともありますが、特に触れられることもなかったと思います。
今回はそんな『趣味が読書』ということを好印象に伝える方法を実体験を交えながら紹介していきます。
「読書が趣味だけどつまらない人と思われたくない」「読書以外趣味がないから質問されると苦しい経験をしたことがある」という方は必見です。
「趣味が読書」がつまらないと思われてしまう原因
「趣味が読書」と言われるとつまらないと思われてしまう原因はいくつかあります。
つまらないと思われる原因①:だれにでもできる、書けてしまう趣味である
自分が楽しんでやっている趣味がない人は趣味を聞かれたときに読書と答える傾向にあります。
私自身も出会ったことがあるのですが、「趣味が読書」と言っている人に話を聞くと作品の名前も作者の名前もはっきりと出てこず、詳しく聞くとこれといった趣味がなかったし、まったく読んでいないわけではないから嘘ではないということでした。
実際あまり本を読んでいない人でも「趣味が読書」と書けてしまい、興味本位でオススメを聞いてもそれ以上話が進まないことがあるため、「趣味が読書=他に趣味がないつまらない人」という印象を抱いてしまうようです。
つまらないと思われる原因②:どこか人とコミュニケーションをとるのが苦手そう
インドア趣味ではどうしても思われがちなのが「コミュニケーションが苦手そう」。
読書に限らずアニメやゲーム、漫画が好きな人は抱かれやすく、家の中で完結してしまうためそう思われるのも仕方がない印象ですが、これは完全に人によります。
たしかに苦手な人もいますが、特に苦に思っていない人もいます。それは読書などのインドア趣味に限らずアウトドアが趣味な人でも苦手な人もそうでない人もいます。
肝心なのは「読書が趣味」ということを相手にどう捉えさせるかということです。
つまらないと思われる原因③:プライドが高そう、人を馬鹿にしてそう
読書から得られる知識や経験はたしかに現実では味わえないようなことも多いです。
私自身も「インテリぶっている」というような印象を持たれたこともありますが、これも言い方、伝え方次第だと思います。
本の内容をあたかも自分が考えたことのように偉そうに話せば確かにプライドが高く、人を馬鹿にしているような印象を持たれます。
「前に読んだ本の内容なんだけど~」と相手も興味を引くような話をすればうまくコミュニケーションは成立し、あの人は「本を読んでいるからいろんな知識を持っている人」という印象に変わります。
別に読書は高尚な趣味ではありません。楽しんでやっていることをそのまま話せばいいのです。
「趣味が読書」の好印象な伝え方・書き方
では具体的にどういう方法で「趣味は読書」と伝えていけばいいのかを実体験を踏まえながら紹介していきます。
「趣味が読書」の伝え方①:空き時間をすべて読書に使っているわけではないことを伝える
「趣味が読書」と言われると「休みの日にずっと本を読んでいるのか。毎月何冊読んでいるのかな」と月平均どれだけ読んでいるか聞かれたりします。
月に数十冊読む読書家ならいざ知れず、月数冊だと「意外と読んでいないな」と思われてしまいます。本来なら月に読む読書量なんて指標にもなりませんが、どうしても印象が弱くなってしまいます。
すると結局、「他に趣味がない上、読書も大してしていないつまらない人」という印象になってしまいます。
そうならないために、趣味は読書以外のものも混ぜたり、読書量は少ないことを明言しましょう。映画鑑賞でも運動でもドライブでもなんでもいいですし、「読むペースは遅い」と話してしまってもいいです。
大事なことは相手の期待値をあらかじめ下げてしまうことです。他の趣味と並行してやることによって、「いろいろやっている中に読書もあるんだな」と思わせましょう。
運動と読書など同時にできる趣味もあるため、「趣味がない」という方は読書と一緒に他のことも始めてみましょう。
「趣味が読書」の伝え方②:読書についてより詳しく伝える
「趣味が読書」と言われても聞いている方も次の質問は無限に出てきてしまいます。
そのため、「趣味が読書」の中に盛り込めるだけ情報は盛り込みましょう。
好きな本、作家、ジャンル、最近読んだ本、感想、意見、etc…。一人で一気に話すと印象は良くないので間を見ながらうまく伝えましょう。
情報が多ければ多いほど「この人は本当に読書を楽しんでいるんだな」となり、つまらないという印象はなくなります。
うまくいけば、同じように読書が好きな人とのコミュニケーションのきっかけや情報交換にもなります。
「趣味が読書」の伝え方③:本の内容はうまく使う
ビジネス書でも小説でも現実で使えるおもしろい知識は登場します。
そうした知識を偉そうにまるで自分が思いついたように話してしまうと印象は最悪です。
大事なことは「適切な場所で適切に知識を使うこと」です。
なにか相談されたときに「最近読んだ本でこう言われていたから少し参考になるかも」とか「この小説の主人公はこうやってこんな危機を乗り越えていたよ」とか困っている人を助けるために使ってみましょう。
本の知識を誰かのためにつかうと「この人は頼れる人だ!」という印象にも繋がります。
まとめ【『趣味が読書』はつまらなくない!伝え方で好印象に!】
インドア趣味はどうしてもネガティブな印象が付きがちですが、最終的には人間性が最も重要です。
「読書が趣味」でもあなた自身のイメージを上塗りすることで、ポジティブにもネガティブにもなります。
せっかく読書でさまざまな知識をつけることができているならうまく利用してネガティブな印象を取り払いましょう。
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