どうしても考えるのに時間がかかるなあ。
読書をすれば頭の回転が早くなるのかな…。
頭の回転を早くするのに読書は有効だよ。
ただし、がむしゃらに読むだけでは効果的とは言えないね。
今回は『頭の回転を早くする読書法』を紹介するよ。
「同僚に比べて仕事が遅い」「メールや資料を読んで理解するのに時間がかかる」など日々の仕事の中で「もっと頭の回転が早かったらなあ」と思うことはありませんか。
仕事をしていると日々感じますよね。私もそうです。
しかし、読書はそんな悩みを解決する手段のひとつになります。
そこで、今回は『頭の回転を早くする読書法』について紹介します。
私自身の経験や失敗も含めて紹介していくので、「読書を少しでも仕事の役に立たせたい」「頭の回転がよくなる効果的な読書法が知りたい」という方はぜひ参考にしてください。
『頭の回転を早くする読書法』とは?
『頭の回転を早くする』ためには知識を体系化しておく必要があります。
私が長年読書をしながらもっとも効率よく知識を体系化するために、実践している読書法は以下のとおりです。
- じっくり1冊に時間をかけて読む
- 同じジャンルの本を続けて読む
では、ひとつずつみていきましょう。
【頭の回転がよくなる】じっくり1冊に時間をかけて読む
まずは、じっくり1冊の本をじっくり読むようにしましょう。
ここで重要ななのは「1冊の本を最初から最後までじっくり読むわけではない」ということです。
自分にとって大切な部分だけで十分です。そこだけじっくり読んで、自分なりに理解してください。
大事なことは、本に書かれている内容を自分の中で体系化した知識にしておくことです。
考えながら自分なりに理解することで、得た知識を自分の引き出しとして使うことができるようになります。
こういった過程を繰り返しておくことで自分の中での知識の引き出しが増え、結果的に頭の回転が早くなります。
【頭の回転がよくなる】同じジャンルの本を続けて読む
1冊の本をじっくり読んだら、同じジャンルの本を続けて読むようにしましょう。理由は大きく2つあります。
1つは作者によって主張が微妙に違うことがあるからです。
同じジャンルであれば、それぞれの作者の主張を比較することができ、根拠や原因といったものも増えてより理解しやすくなります。
2つ目は同じジャンルの本を続けて読むことで忘れにくくなるからです。
人は一日経過すると26%のことしか覚えていないと言われています。しかし、復習することで得た知識は補強されていきます。
同じ本を連続して読むことは苦痛に感じるかもしれませんが、同じジャンルの本であれば、比較しながら読むこともでき、退屈しないで済みます。
頭の回転にとって良くない読書とは?
私が経験上「これはよくない」「あまり頭に入らず意味がなかった」と感じた読書法もありました。
以下の2つの方法はその代表例です。おそらく多くの方が当てはまると思うので、参考にしてみてください。
- 興味のない本、難しすぎる本を読む
- 速読、瞬読を意識しすぎる
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
【頭に良くない読書法】興味のない本、難しい本を読む
読書初心者にありがちなミスは「難しすぎる本」や「人気はあるけど興味のない本」を選んでしまうことです。
私も最初の頃はどんな本を選べばいいのかわからず「とりあえず平積みされていた人気の本」や「ネットやテレビで名前を聞いたことがある作者の本」を選んでいました。
人気のある本が自分のレベルに合っていれば問題はないですが、理解できなかったり、おもしろいと感じない場合は、読書は苦痛になります。
一般的に自分のレベルよりも少しだけ高いレベルの本が脳の活性化にも一番効果的と言われています。
まずは読書を楽しむためにも、「自分のレベルに合った本」や「おもしろいと思える本」を選ぶようにしましょう。楽しまなければ意味はありません。
【頭に良くない読書法】速読、瞬読を意識しすぎる
読書は読んだ本の量で価値が決まるわけではありません。読んだ本をいかに実生活に活かせるかが重要です。
たまに「1日10冊本を読みます」「10分で1冊読みます」などとアピールする人もいますが、読んだ内容が頭に入っていなければ何も意味はありません。
もちろん、量も質も高いのであれば問題ないですが、読むスピードばかり意識して本の内容が全く理解できていなければ本末転倒です。
まずは、時間をかけてでも「理解する」ことに重点を置いてみましょう。ゆっくりでも読む量が増えることで理解しながらでも読むスピードは上がります。
まとめ【正しい読書法で頭の回転は早くできる!】
今回は『頭の回転を早くする読書法』について紹介しました。
私はじっくり1冊を読む、同じジャンルの本を連続して読むという読書法を実践することで、内容の理解度も増し、実生活に活かせるようになりました。
私も学生の頃から多くの本を読んできましたが、今まで蓄積してきた読書量のおかげで仕事も効率的に進められていると感じています。
ぜひ、この記事の内容を参考にして実生活にも役立ててください。
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