読書をするとなんか疲れるんだよね…。
本を読むと疲れる原因ってなんだろう…。
読書をしていると「なんとなく疲れた」と感じることはよくあるよね。
今回は『読書をするとなぜ疲れるのか』について紹介していくよ。
「読書をはじめてみたけど、なぜか続かない」「集中して本を読んでいるとすぐ疲れてしまう」などなど読書と疲労感は切っても切り離せません。
読書は思っている以上に集中力を使います。勉強や仕事に打ち込んでいるのと同じです。
そこで今回は、『読書をしているとなぜ疲れるのか』について紹介していきます。
原因を知ることで対策も立てやすくなるので、「読書をしていると疲れてしまう」という方はぜひ参考にしてください。
読書をするとなぜ脳や心が疲れてしまうのか
読書は細かい字を集中して読むため、普通に読んでいても想像以上に疲労します。
しかし、「間違った読書法」をしていると本来の疲労以上に疲れやすくなってしまいます。
読書をすると疲れてしまう主な原因は以下の通りです。
- 興味がない、好きではない本を読んでいる
- 休憩を取らず、長時間読書をしている
- 最初から最後までくまなく本を読もうとしている
- 専門知識が必要な本を読んでいる
では、ひとつずつ見ていきましょう。
疲れる原因①:興味がない、好きではない本を読んでいる
興味がなかったり、好きではない本を読んでいると一気に疲れやすくなります。
学生時代を思い出してみてください。
「親に言われて渋々やる宿題」や「休日なのに無理やり行かされる部活」など自分が心からやりたいと思えないものは疲れやすいです。
楽しみながら実践していくことで上達は早まります。
まずは、興味のある本、好きな本をえらぶようにしましょう。
疲れる原因②:休憩を取らず、長時間読書をしている
熱中して読書をしていると時間を忘れてしまいますが、その分、疲れやすくなってしまいます。
読書にもこまめな休憩が必要です。長時間同じ姿勢を保持したり、文字を追うのは心身ともに疲労してしまいます。
私は20~30分に対し、5~10分の休憩をとるようにしています。姿勢を変えたり、飲み物を飲んだり、トイレに行ったり、なんでもいいので読書する以外のことをします。
適度な休憩は効率的に長時間集中するためにも有効な方法のひとつです。
疲れる原因③:最初から最後までくまなく本を読もうとしている
最初から最後までくまなく読もうとすることは疲労感を増長させてしまいます。
小説は物語の道筋があるため、最初から順に読んだほうがいいかもしれませんが、実用書などは違います。
「自分にとって大事な部分」「知りたい部分」を中心に読むようにしましょう。
必ずしも自分の役に立つ情報だけが乗っているわけではありません。
見出しや要約を読んで、必要な部分だけ読むことで時間も体力も節約になります。
疲れる原因④:専門知識が必要な本を読んでいる
難しい本は読んでいるだけで疲労します。
大きな理由は、「読む」→「理解する」までに時間と労力が必要になるからです。
他の文を読みながら「この単語はなんとなくこんな意味だろう」と予想をつけることもできますが、本来知識があれば必要のない作業です。
実用書に限らず、小説でも芥川龍之介や太宰治はいきなりは読めません。
まずは、児童書など知識がいらない本や要約を読んでから読むと理解も深まりスムーズに読み進めることができます。
疲れにくい読書法とは
私が実践している『疲れにくい読書法』は以下の2つです。
- 要約を先に読んでおく
- 「ながら読書」をする
要約を先に読んでおく
要約を読んでおくと、理解力はグッと上がります。
要約を読んでおけば先に「自分にとって必要な部分」と「必要のない部分」を選別することができ、無駄な時間と労力を削減することができます。
専門用語やはじめて見た言葉など、読みながら理解しようとするとどうしても詰まる部分でも、要約の中で説明されていたり、事前に調べておくこともできるため、効率も良くなります。
「flier(フライヤー)」はビジネス書を中心に10分程度の要約をしているサービスです。
要約だけみても完全に本を理解することはできないので、要約を読んだあとに実際に本を読む必要はありますが、理解力を向上させたり、余計な時間を節約するという意味では有効です。
月1500円で要約は読み放題なので「要約から興味のある本を探したい」「要約を読んでから本を理解したい」という方にはオススメです。
「ながら読書」をする
運動や家事を同時にする「ながら読書」も疲れにくい読書法としてオススメです。
身体を動かしながら読書をすることで、同じ姿勢でいることはなくなりますし、適度な運動は血行を促進し、集中力を向上させます。
最初のころは、かえって集中できないということもあると思いますが、「簡単な筋トレ」や「ウォーキング」など単純な運動であれば慣れれば、すぐできるようになります。
「本を読むことが難しい」という方は、『聴く読書』を取り入れるのもオススメです。
ラジオ感覚で聴くことができるので「ながら読書」には最適です。
視覚情報がないため、すべて理解するは難しいですが、「Audible(オーディブル)」では月1500円で聴き放題なため、試しに聞いてみて「この本いいな!」と思った本をすぐ購入できるので非常に便利です。
無料体験もできるため、試しに取り入れると読書をさらに楽しめるようになります。
まとめ【読書で疲れる原因はさまざま。原因を知って楽しい読書時間をおくろう】
読書には集中力が必要不可欠なため、どうしても疲労はします。
しかし、原因を知ることで対策も練りやすくなり、「疲れにくい読書」も実践しやすくなります。
読書を楽しむためにも、自分に合った「読書法」を習得しましょう。
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